このページでは、2002年に開催された「持続可能な開発に関する世界首脳会議(ヨハネスブルグ・サミット)」に関連したJACSESの活動を掲載しています。
ヨハネスブルグ・サミットに関連してJACSESが行なった活動
- 「先進国から途上国への開発協力資金」や「日本の生産・消費パターン変更のための国内公的資金」に関し、提言書を作成。ヨハネスブルクにて日本の国会議員とNGOとの懇談会にて「開発協力資金」及び「国内協力資金」に関する提言書を配布。→提言書
- ヨハネスブルクサミットにて、政府開発援助(ODA)に関するワークショップを、メコンウォッチ、日本国際ボランティアセンター(JVC)と協力して開催→資料
- ヨハネスブルクサミットにて「国内公的資金」に関するワークショップを、デンマークのNGOであるEcological Councilと協力して開催し、提言を発表して国内外の参加者と意見交換を行った。→資料
- バリで開催された第4回閣僚級準備会合(2002年5月)に参加し、メコンウォッチ、日本インドネシアNGOネットワーク(JANNI)、バリ・フォーカス(インドネシア)と共同でODAに関するワークショップを開催。「開発協力資金」に関する提言を発表し、外務省、インドネシア政府関係者、国内外のNGOと情報・意見交換を行った。
- 2002年7月には、「東アジアNCSDワークショップ(ソウル)」において「開発協力資金」に関する提言を発表、韓国、中国、フィリピン、モンゴルなどのNGO、政策担当者と連携を深めた。
- 日本のNGO12団体で「リオ+10」NGOシンポジウム実行委員会を組織し、8月4日東京にて「ヨハネスブルグ・サミット直前NGOシンポジウム『地球サミット10年の危機』」を開催(約300名参加)。「開発協力資金」に関する提言の発表、及びパネル討論において「国内公的資金」の課題と提案の提示を行った。
- 他の日本のNGOと協力して、「ヨハネスブルグ・サミット政治宣言案に対するNGO声明」を作成し、記者会見を行った。→声明
- ヨハネスブルグ・サミットについてJACSESによる評価を発表。→参照
ヨハネスブルクサミット掲載記事等
ヨハネスブルクサミットでのJACSESの活動のレポートなどが以下のメディアで掲載されました。
- 古沢広祐、「持続可能社会の構築とNGOの役割-ポスト地球サミットを考える-」、機関誌『開発教育』46号、開発教育協議会、2002年8月号
- 古沢広祐、「ヨハネスブルグ環境開発サミットの問いかけ-有事・戦争体制でかすむ社会的公正」、『社会運動』269、市民セクター政策機構、2002年8月号
- 古沢広祐、「地球サミット10年の危機!!」、岩波『科学』8月号巻頭言、同11月号にて報告レポート
- 古沢広祐、「緊急レポート、葬り去られたヨハネスブルグ・サミット」、月刊『オルタ』、アジア太平洋資料センター、2002年10月号
- 古沢広祐、「ヨハネスブルグ環境・開発サミット報告 -時代後退と立ちはだかる壁-」、季刊『ピープルズ・プラン』、ピープルズ・プラン研究所、2002年秋号
- 古沢広祐、「ヨハネスブルグ環境・開発サミット報告」、『労働情報』609、協同センター・労働情報、2002年10月15日
ヨハネスブルクサミット関連資料
担当: 古沢広祐・足立治郎・田辺有輝