気候変動

<COP30フォローアップセミナー>「気候変動と水」COP30合意と関連取組の最前線~日本政府・ビジネス・海外ゲストを交え、今後を展望する~を12月19日に開催

投稿日:2025年12月09日

<COP30フォローアップセミナー>
「気候変動と水」
COP30合意と関連取組の最前線
~日本政府・ビジネス・海外ゲストを交え、今後を展望する~

I.背景・目標

温室効果ガスの排出は世界の水循環に大きな影響を与え、水関連災害の激甚化が進むとともに、人々の水の利用にも悪影響を与えている。そのため、COP28で世界気象機関・エジプト主導の「水適応・強靭性アクション・イニシアティブ」に日本も参加を表明した。そして、今年11月に開催されたCOP30で採択された「適応に関する世界全体の目標(GGA)の進捗を測定するための指標」の中の分野別ターゲット指標の一番目に「水」関連指標が含まれ、これを機に、世界的に「気候変動と水」に関する取組が進展することが見込まれる。

日本政府も、「国連水会議2023」のテーマ別討議3「気候、強靭性、環境に関する水」の共同議長として、日本の経験を活かした、世界における水分野の強靭化に向けた提言をとりまとめ、また各国の首脳級が参加するセッションでは、世界の水問題解決に向けて、日本が「熊本水イニシアティブ」等で貢献していくことを表明した。

また、日本の民間セクターも、水処理技術やデジタル技術、衛星技術等を活用し、日本国内及び他国での「気候変動と水」関連課題の解決のための取組を進展させている。

海外に目を向けると、気候変動による水アクセスや保健・衛生サービスへのアクセスが悪化する脆弱な人々のための市民社会組織による支援取組も進展している。例えば、水関連取組を進展させてきたWaterAid Internationalが「気候変動と水」問題に関するアドボカシー活動をCOP30等で展開するとともに、途上国各地で具体的なプロジェクトを進めてきている。

そこで、以下の目的のために、本セミナーを開催する。
・COP30の結果・日本の関連施策・ビジネス・国際NGOの取組等を共有し、様々なステークホルダーの理解を促進する。
・今後拡大する「気候変動と水」関連ニーズに対応するために何が必要か、参加者を含めアイデアを出しあい、日本政府・企業・NGO・市民等の取組を後押しする。

II.日時
2025年12月19日(金)13:30~15:30

III.場所
Web開催(英日通訳あり)

IV.対象
気候変動問題/対策・水問題/対策・国際協力・環境ビジネス・ESG ・SDGs等に関心を寄せる/取り組む企業・メディア・研究者・NGO・市民・学生・自治体・省庁・国会議員・国際機関等

V.主催
主催:特定非営利活動法人「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
共催:特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン

VI.セミナープログラム<以下、敬称略>
〈司会〉高橋 郁(ウォーターエイドジャパン事務局長)

「COP30における適応を含む関連合意と開催趣旨説明」
遠藤 理紗(「環境・持続社会」研究センター(JACSES)気候変動プログラムリーダー)

1.講演
「国土交通省による「水と気候変動」関連取組(仮題)」
紺野 晶裕(国土交通省水管理・国土保全局水資源部水資源計画課課長補佐)

「途上国のNAP(適応計画)やNDC(国が決定する貢献)への水・衛生の組込み(仮題)」
Manka Kway(WaterAid International, Advocacy Manager, Pan-Africa Programme)

他、調整中

2.質疑応答・意見交換
「意見交換のための論点整理と「気候変動と水」取組に関する提起(仮題)」
足立 治郎(「環境・持続社会」研究センター(JACSES)事務局長)

参加者を交えた質疑応答・意見交換
○パネリスト:講演者
○論点(案):
・COP30での水関連適応指標策定が今後に与える影響
・今後の施策(国内施策・途上国協力を含む国際展開等)
・ビジネス・市民社会・メディア等の役割        等

VII.参加費
無料

VIII.定員
300名(定員になり次第締め切らせていただきますのでご了承ください。)

Ⅸ.お申し込み
下記よりお申し込みください。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_4nJly1a6TYyWGUHRlvJZ4A

登録が完了すると、ご登録いただいたメールアドレス宛に「登録完了メール」が届きます。そのメール内の「ウェビナーに参加」をクリックしてご参加ください。

※参加申込において記載された内容(個人情報)は、本セミナーに関する目的に限り利用させていただきます。

Ⅹ.事前準備につきまして
・開始時間の1時間前(予定)までにJACSESのウェブサイト(https://jacses.org/2869/)に資料を掲載いたしますので、掲載された資料をお持ちのノートパソコン・タブレット等に保存の上、当日ご活用ください。

・本セミナーはZOOMにて開催いたしますので、セミナー開催日までにZOOMのダウンロードをお済ませくださいますようお願い申し上げます。下記のリンクを押しますとZOOMのダウンロードページに移動します。
https://zoom.us/download

<お問い合わせ>
特活)「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
足立治郎・遠藤理紗
TEL:03-3505-5552
メール:jacses@jacses.org

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