ブリーフィングペーパーNO.2「適応に関する世界全体の目標(GGA)の議論とベレン適応指標の活用~国際交渉の道のりと今後の対策への示唆~」を発行
投稿日:2025年12月26日
ブラジル連邦共和国・ベレンにおいて、2025年11月10~22日に国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第30回締約国会議(COP30)が開催された。近年のCOPと同様に、今回も交渉・イベント等の様々な場面で、気候変動適応策や損失と損害への対処を強化・支援を増やすべきとの声が聞かれた。気候変動対策というと、まず原因である温室効果ガスの削減(緩和策)を思い浮かべるが、国内外問わず極端な気象現象に晒され、各地で洪水や熱波等の被害が増えている。こうした状況を受け、緩和策の野心向上・実施とともに、気候変動の悪影響・被害を可能な限り防ぐ・軽減するための適応に関する政策・取組の拡大や、資金・技術・キャパシティビルディングといった実施手段(Means of Implementation)の強化が求められている。
本稿では、国際交渉における適応の位置づけを確認しつつ、COP30で注目が集まった適応に関する世界全体の目標(Global Goal on Adaptation: GGA)の議論を概観した上で、その指標の意義や活用に向けて重要な点を考察する。
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レポートダウンロード(P.1~12、PDF)
レポートダウンロード(P.13~20、PDF)
執筆者:
遠藤理紗(JACSES気候変動プログラムリーダー・事務局次長)
足立治郎(JACSES事務局長)




