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<JACSESシンポジウム>
気候変動国際制度シンポジウム
「最新動向(ADP・東アジア低炭素成長パートナーシップ対話・TICAD V)の共有と二国間オフセット・クレジット制度/市場メカニズムの課題・展望」


I. 背景/目標
COP19に向けて、気候変動国際枠組に関する各種会合が開催されている。

4月29日から5月3日までダーバン・プラットフォーム特別作業部会(ADP)がドイツ・ボンで開催され、2020年以降の法的枠組み、及び、2020年までの排出削減(緩和)の野心の向上について、議論が行われた。また、交渉と並行し、日本政府は二国間会談等を行い、今後のADPプロセスの進め方や日本が進める二国間オフ セット・クレジット制度(BOCM/JCM)等について意見交換を行った。さらに、6 月3日から14日にかけてADPの次回会合がドイツ・ボンで開催された。

5月18日には、東京にて日本政府が第2回東アジア低炭素成長パートナーシップ対話を開催。各国の政府関係者・関係国際機関の参加を得て、世界最大の温室効果ガス排出地域である東アジアでの低炭素成長実現のための協力について議論を行った。具体的には、技術移転促進のための政策課題、市場メカニズムを含む様々なアプローチの活用と可能性等について議論された。

さらに、6月1〜3日、気候変動が課題の一つとされ、第五回アフリカ開発会議(TICAD V)が横浜で開催された。TICADは、日本・国連・世界銀行・アフリカ連合委員会等が共催する首脳会合である。(なお、日本政府はアフリカでも、二国間オフセット・クレジット制度実現可能性調査を実施。)

日本政府は、世界的な排出削減・吸収に貢献するための新たな国際制度・市場メカニズムとして、二国間オフセット・クレジット制度を提案している。途上国への技術・製品・インフラ等の普及等を通じ、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への日本の貢献を定量的に評価し、日本の削減目標達成に活用するものである。日本政府は、制度設計を加速し、早期に制度を開始し、具体的プロジェクトを実施していくとともに、国連における議論に貢献するよう制度の透明性を確保していくとしている。

二国間オフセット・クレジット制度は、クリーン開発メカニズム(CDM)の抱えるプロジェクト・実施地域の偏り等の課題に対処しうる利点を有する一方で、環境十全性・公平性・信頼性が担保されるのか、国際的に認められるのか等の懸念・課題も指摘されている。

そこで、政策担当者・研究者・事業者・NGO・市民・メディア等の多様な方々の参加を得て、以下の目的で本シンポジウムを開催する。

@ADP・東アジア低炭素成長パートナーシップ対話・TICAD Vの最新動向・成果、日本政府の取組みの最新動向を共有し、各セクターの適切な対応・取組み・連携強化を促進する。

A日本が効果的にアジアやアフリカ諸国の気候変動対策支援を推進するという観点から、効果的な国際制度・市場メカニズムのあり方、特に日本政府が進める二国間オフセット・クレジット制度の今後を検討・展望する。

II. 日時
2013年6月26日(水)18:15〜21:30

III. 会場
ベルサール神保町 (Room5)
〒101-0065東京都千代田区西神田3-2-1住友不動産千代田ファーストビル南館2・3F
アクセス(http://www.bellesalle.co.jp/bs_jimbocho/access.html
「九段下駅」7番出口徒歩3分(東西線)
「九段下駅」5番出口徒歩4分(半蔵門線・新宿線)
「神保町駅」A2出口徒歩5分(半蔵門線・新宿線・三田線)

IV. 対象
市民・NGO・事業者・研究者・政策担当者・メディア等

V.主催等
主催:「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
助成:三井物産環境基金

VI. プログラム
「開催趣旨説明」
第1部.講演(18:20〜20:00)
1.「ADP・東アジア低炭素成長パートナーシップ対話・TICAD Vの進捗・成果と日本政府の取組み(仮題)」
田村政美氏(外務省気候変動課長)

2.「二国間オフセット・クレジット制度に関する環境省の取組み(仮題)」
水野勇史氏(環境省地球環境局地球温暖化対策課市場メカニズム室国際企画官)

3.「二国間オフセット・クレジットメカニズムの効果分析と新たな市場メカニズムの比較研究(仮題)」
有村俊秀氏(早稲田大学政治経済学術院教授)

質疑応答

◇休憩◇

第2部.意見交換(20:05〜21:30)

<パネリスト>
松尾直樹氏(有限会社クライメート・エキスパーツ)
有村俊秀氏

≪論点案≫
・いかなる国際制度/市場メカニズムを構築・推進すべきか。
・二国間オフセット・クレジット制度の課題・展望、特に、環境十全性をいかに担保するか、また、国際社会・NGO等にいかに理解を得るか。
・日本はアジアやアフリカ諸国の気候変動対策にいかなる支援を行うべきか。

VII. 参加費
1,000円(JACSESサポーター500円、賛助会員無料)

VIII. お申し込み
「2013年6月26日シンポジウム参加申込」と明記の上、次のJACSESウェブサイト
・参加フォーム(http://www.jacses.org/form/form_event.html)から、もし
くはFAX:03(3556)7328宛てに「お名前」「ご所属(勤務先・学校など)」「
返信のためのご連絡先」を明記の上、お申込み下さい。

IX. お問い合わせ・お申込み
「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
担当:梶川
TEL:03-3556-7323 FAX:03-3556-7328

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 Phone: 03-3556-7323 Fax: 03-3556-7328 Email:

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