理事・スタッフのプロフィール

古沢広祐
ふるさわ こうゆう
代表理事
◆JACSESでの活動内容:
振り返ると、学生時代から環境関連の団体の活動に片足を突っ込んできた経緯が関係しているようです。直接的には、1992年の地球サミットにNGO団体の一員として参加、JACSESの設立に共感してメンバーに加わりました。運営・協力の脇役だったのが、世代交代とともに責任ある立場を引き受けることになりました。

◆経歴、JACSES外での活動:
1950年東京生まれ。 大阪大学理学部生物学科卒業。 京都大学大学院農学部農学研究科(農林経済)修了。農学博士。 國學院大學・経済学部教授を定年退職後、同・研究開発推進機構 客員教授 。(特活)野生生物保全論研究会(JWCS)理事、市民セクター政策機構理事など。地球環境問題に関連して永続可能な発展と社会経済的な転換について、生活様式(ライフスタイル)などの問題も含めて究明。具体的には、環境容量(環境資源利用容量:エコスペース)と持続可能な生産消費パターンの研究、世界の農業食料問題とグローバリゼーション、環境保全型有機農業、エコロジー運動、協同組合運動、NGO・NPO論などについて研究している。

◆著書:
(単著)『地球文明ビジョン-環境が語る脱成長社会』日本放送出版協会。 『共生時代の食と農-生産者と消費者を結ぶ』家の光協会。 『共生社会の論理-いのちと暮らしの社会経済学』学陽書房。
(共著)『安ければ、それでいいのか!?』コモンズ。『地球の限界』日科技連出版社、他。

◆ メッセージ、抱負等、伝えたいこと:
無理せず、力まず、一歩下がって二歩進む、を信条にしています。

◆関連ウェブサイトへのリンク
https://note.com/furusawaredkitty/

足立治郎
あだち じろう
事務局長
◆JACSESでの活動内容:
JACSES全体のマネージメントの責任を担っています。担当するプログラムは、「SDGs・SCPプログラム」「気候変動プログラム」「持続可能な社会と税制・財政プログラム」です。

◆経歴、JACSES外での活動:
学生時代、ODA改革、企業の環境対策強化のための調査/書籍出版等のNGO活動に取り組みました。東レ株式会社(営業部及び人事部)勤務を経て、1995年よりJACSESスタッフ。他のNPO役員・企業役員・シンクタンクフェロー・大学非常勤講師等も兼務。省庁等の委員を歴任。

◆著書:
「環境税-税財政改革と持続可能な福祉社会」(築地書館、単著)「ギガトン・ギャップ-気候変動と国際交渉」(オルタナ、共著)、「地球の限界」(日科技連、共著)、「環太郎の会社のここが知りたい~ぼくたちのエコロジー就職宣言」(ダイヤモンド社、共著)等。オルタナにて「気候変動とSDGs」連載中。

◆ メッセージ、抱負等、伝えたいこと:
私たちが現在取り組んでいるCO2以外の温室効果ガス削減や脆弱な立場の人々を含む適応策の推進は、これまで世界的にも取組が非常に遅れてきた分野で、その地球規模での実装のための課題は目白押しです。国内取組や途上国支援に加え、他国の取組を促していくことも必要です。そのためには、皆さんのご支援が必要です。是非ご協力を!

田辺有輝
たなべ ゆうき
プログラム
コーディネーター
◆JACSESでの活動内容:
持続可能な開発と援助プログラム(SDAP)
海外のダムや発電所など、巨大インフラプロジェクトに融資する際に環境問題や人権侵害が起きないようにするためには、適切な政策や融資基準が必要です。私は主に、日本政府、国際機関、民間金融機関の環境・社会配慮基準や情報公開政策などをウォッチし、改善のための政策提言を担当しています。

◆経歴、JACSES外での活動:
1997年の温暖化防止京都会議(COP3)から国際青年環境NGO「A SEED JAPAN」にボランティアとして参加し始め、2002年度代表。2001年10月~2002年11月まで世界自然保護基金(WWF)ジャパンの気候変動プログラム担当パートタイムスタッフ。2003年2月から現職。NGO Forum on ADB(本部:マニラ)国際運営委員、JICA環境社会配慮助言委員、ジェトロ環境社会配慮諮問委員、桜美林大学非常勤講師も努める。

◆ メッセージ、抱負等、伝えたいこと:
社会問題を解決するときに、ひとつのアプローチだけでは解決できません。例えば、途上国の貧困問題を解決するために、たくさんのお金を途上国に送ることも重要ですが、そのお金が環境破壊や人権侵害を引き起こして、住民の生活を脅かせば、逆にその地域の貧困が深刻化してしまうケースもあります。だから、お金を送るアプローチも大切ですが、お金の行く先を監視するアプローチも大切なことだと思います。私たちは、途上国に向かうお金の行く先を監視する活動を行っていますが、継続した活動ができるよう、ぜひ、みなさんの支援をお待ちしています。

遠藤理紗
えんどう りさ
事務局次長・気候変動プログラムリーダー

◆JACSESでの活動内容:
メインで担当するプログラムは「気候変動プログラム」です。また、「SDGs・SCPプログラム」「NGO強化プロジェクト」等にも携わっています。JACSESのマネジメント・会計・総務も担当しています。

◆経歴、JACSES外での活動:
茨城県出身。津田塾大学英文学科卒業、マンチェスター大学修士課程修了(開発学)。保険・エネルギー関連の民間企業での勤務を経て、2014年9月よりJACSESスタッフ(入職前の数か月、JACSESインターンも経験)。現在、(一社)SDGs市民社会ネットワーク事業統括会議進行役、Climate Action Network Japan役員、環境とジェンダーに関するネットワーク事務局等も務める。二級ファイナンシャル・プランニング技能士。

◆メッセージ、抱負等、伝えたいこと:
私たちが取り組む気候変動は、とても複雑です。温室効果ガスを減らしながら、エネルギー・雇用・私たちの生活など、様々な側面も考慮に入れる必要があります。様々な利害も絡み合いますし、SDGsの気候変動以外のゴールとの関係も考えなければなりません。我々は様々な立場のステークホルダーと対話し、気候変動の悪影響を受けやすいグループや対策に努力する現場の人々の声を大切にし、「気候変動による悪影響や起因する被害をどう防ぐか」という目標に向かって活動を続けていきます。壮大な目標の前にくじけそうになることもありますが、皆様の声・応援が励みになります。ご協力・ご支援をよろしくお願い申し上げます。

 


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