I. 背景・目標
1992年の「地球サミット(国連環境開発会議)」から20年を経て、今年6月に開催される「リオ+20(国連持続可能な開発会議)」では、資金問題が大きな議論となる。
各国・地域の持続可能な社会づくりを前進させるため、公的資金だけでなく、民間資金の役割への期待が高まっており、民間金融機関等の新たな取組みも胎動を見せている。ただし、民間資金の役割増大は、持続可能な社会づくりにかえってマイナスの影響を与える可能性もある。
リオ+20に向け、ニューヨークで3月19-23日に「非公式コンサルテーション」、3月26-27日に「第3回準備会合」がそれぞれ開催される。これらの会合では、公的資金のみならず民間資金の役割に関しても検討・議論が進められる。
そこで、第一線の政策担当者・研究者・企業関係者・NGO関係者等をお招きして、以下の目的のために、本ワークショップを開催する。
○リオ+20・公的資金・民間資金に関する国内外の政策担当者・事業者・NGO・研究者・メディア・市民等の理解・取組み・相互信頼/連携/協働強化を支援する。
○国内外の経済・社会の現実を見据えた上で、持続可能な社会構築に向けた資金メカニズムの国際社会/日本の取組強化・貢献を支援する。
II.日時
2012年3月31日(土)14:00〜17:00
III.場所
ベルサール九段 4階 Room 4
http://www.bellesalle.co.jp/bs_kudan/room/access.html
〒102-0073
東京都千代田区九段北1-8-10住友不動産九段ビル
Tel:03-3288-2441
<交通アクセス>
「九段下駅」7番出口徒歩3分(東西線)
「九段下駅」5番出口徒歩3分(半蔵門線・新宿線)
「神保町駅」A2出口徒歩7分(半蔵門線・新宿線・三田線)
IV.対象
事業者・研究者・NGO関係者・政策担当者・メディア・市民等
V.主催等
主催:「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
助成:環境再生保全機構地球環境基金
VI. プログラム<以下、敬称略>
「プログラム説明」(14:00〜14:05)
第1部.講演(14:05〜16:05)
「持続可能な社会と金融の役割−金融機関・投資家によるグローバルな革新的取組事例も含めて(仮題)」
河口真理子(株式会社大和総研環境・CSR調査部長)
「環境金融に関する世界の最新動向−カーボンファイナンス・NGOの役割も含めて(仮題)」
藤井良広(上智大学大学院地球環境学研究科教授/
環境金融情報サイト「Finance GreenWatch」主宰)
「ソーシャルファイナンスの最新動向−震災復興や途上国における取組も含めて(仮題)」
土谷和之(環境NGO A SEED JAPANエコ貯金プロジェクト理事/
ARUN合同会社ディレクター)
「民間資金・公的資金に関するリオ+20準備会合最新報告(仮題)」
田辺 有輝(JACSESプログラムコーディネーター)
小野田真二(JACSES客員研究員)
講演後に、それぞれ質疑応答
◇休憩◇
第2部.意見交換(16:20〜17:00)
<論点(案)>
・リオ+20の合意のあり方
・民間金融・投資及び公的資金・税財政の役割・あり方
・政策担当者・事業者・研究者・NGO・市民等の取組のあり方
<パネリスト>
講演者
<司会>
足立治郎(JACSES事務局長)
VII. 参加費(軽食代込み)
一般1,500円、学生1,000円、JACSESサポーター500円、賛助会員無料
VIII. お申し込み
「12年3月31日民間資金シンポジウム参加申込」と明記の上、
次のJACSESウェブサイト・参加フォーム
(http://www.jacses.org/form/form_event.html)から、
もしくはFAX:03(3556)7328宛てに「お名前」「ご所属 (勤務先・学校など)」
「返信のためのご連絡先」を明記の上、お申込み下さい。
IX. お問い合わせ・お申込み
「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
担当:木村
TEL:03-3556-7323 FAX:03-3556-7328
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