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利権のかたまりである税制にメスを入れる。 税金の集め方と使い方のしくみを、NGO(市民)がトータルに提案し、実施を監視する。本書は、そのための第一歩だ!
発行: 2004年7月
著者:足立治郎(「環境・持続社会」研究センター)
定価 本体2400円
四六判ハードカバー 250ページ
発行 築地書館
目次:
はじめに 1
目次 7
T章 環境税の現在 15
1.環境税・環境関連税とは 16
2.日本の環境税・環境関連税 17
3.世界の環境税 33
<コラムT: フロン税> 39
U章 環境税と環境保全 41
1.地球温暖化の進展 42
2.環境税が地球温暖化防止政策の中でも急務である理由 52
3.環境税のCO2排出削減効果 62
4.環境税とその他の環境政策のポリシーミックス 65
<コラム2: 米国と環境税> 72
V章 環境税と経済・雇用 73
1.環境税と、公正で活性化した経済 74
2.経済・雇用を考慮した環境税の制度設計 78
3.環境税の経済・雇用への影響に関する議論・分析 94
4.環境と両立する経済・産業・雇用構造 97
<コラム3−1: 環境派VS経済派から、環境派と経済派の融合へ> 102
<コラム3−2: 企業と環境税> 103
W章 環境税と暮らし・福祉 105
1.環境税によるライフスタイルの変化 106
2.ライフスタイルによる環境税課税の負担の相違 112
3.環境税の税収使途を含め、個人の収支を考える 119
4.環境税と福祉 122
<コラム4: NGO/NPO?> 126
X章 環境税と税制・財政 127
1.炭素税とエネルギー税 128
2.「環境税の使途」を税制・財政の中でどう位置付けるか 151
3.環境税と包括的な税制・財政改革 162
<コラム5: NGOの自律> 172
Y章 地球温暖化防止のための環境税のデザイン 173
1.制度設計の重要性 174
2.制度設計のキーポイント 176
3.環境省案の評価と政府・政策担当者への提案 197
4.炭素税研究会の制度設計案の紹介とご意見の募集 208
<コラム6: 民間からの政策提言> 213
Z章 環境税と市民 215
1.政策プロセスを知り、私たちにできることを探る 216
2.政策プロセスの状況 217
3.効果的・公正な環境税構築のための政策プロセス 225
4.「個」の力 229
<コラム7: 誇りと敬意> 235
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