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●『税財政に環境の視点を!−持続可能な社会の実現のために−』
一人ひとりの毎日の暮らし方、そして企業の行動には、「政府の税金の集め方と使い方(税制・財政)」が大きな影響を及ぼしており、環境問題を解決していくためには、その活用・適正化が大きな鍵を握っています。
財政赤字が拡大する中、政府の歳入と歳出のバランスをはかる税財政の抜本的改革が検討され、消費税増税などの議論が活性化しています。しかし、政策担当者の間で、税財政に「環境」の視点を組み入れようとの議論はいまだに不十分です。
地球温暖化に対処し「持続可能な社会」を実現するには、「環境に良い暮し方が経済的にもトクになる仕組み」の構築が重要であり、環境的視点から税財政を抜本的に改革していくことが、今、求められています。
本ハンドブックでは、「税制・財政の環境面からの改革(環境税財政改革)」に関する基礎的な事項をまとめ、それを推進するための主要な政策課題について提案を行います。
発行責任:足立治郎
作成協力:小野田真二、堤奈津子、正野隼平、神保恵美、竹内裕子、
荒木秀子、田辺有輝
助言:伊藤康、古沢広祐
デザイン・レイアウト:大西理子
発行月:2006年8月
発行者:「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
定価:本体 300円(+郵送料)
A5版冊子 16 ページ
目次:
1. 環境税財政改革の基礎知識
1.1 環境税財政とは
1.2 環境税・環境関連税制とは
2. 日本の環境税財政改革の現状・主な特徴
2.1 日本の環境税財政改革の現状・主な特徴
2.2 日本の環境税・環境関連税制の現状・主な特徴
3. 日本の環境税財政改革に関する提案
3.1 温暖化防止のための環境税/炭素税早期導入
3.2 公共事業の削減
3.3 道路特定財源の一般財源化
3.4 環境対策予算・租税特別措置の精査
3.5 政府方針に、環境の視点からの税財政改革実現明記
3.6 グリーン税制委員会の設置
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