セミナーチラシ(PDF)はこちら
石炭火力発電は、最新鋭であっても発電方法の中で最も二酸化炭素排出量が多く、天然ガス火力と比べると2倍以上も排出するため、気候変動に多大な影響を及ぼしてしまいます。
そのため、アメリカやヨーロッパ諸国は、公的資金を使った石炭火力発電プロジェクト支援の廃止・規制強化を続々と掲げています。しかし、日本政府は支援の継続を表明しており、日本の政府系金融機関である国際協力銀行(JBIC)は、日本の税金・公的資金を使って、世界最大規模の石炭火力発電への支援を続けています。
また、JBICは、地元住民等から生活や健康への影響などを懸念する声が絶えず上げられているにもかかわらず、そうした声を直接聞くことなく石炭火力発電への支援を決めようとしています。
そこで、「環境・持続社会」研究センター(JACSES)、気候ネットワーク、国際環境NGO FoE Japanの環境NGO3団体は、JBICに対して石炭火力発電事業の支援停止を求めて「No
Coal! Go Green! - JBICの石炭発電融資にNO!」プロジェクトを開始し、キックオフセミナーを開催することになりました。ぜひお越しください。
■日時:2014年2月3日、18:00〜20:30
■場所:中央大学駿河台記念館320号室
http://www.chuo-u.ac.jp/access/surugadai/
■主催:「環境・持続社会」研究センター(JACSES)、 気候ネットワーク、 国際環境NGO FoE Japan
■協力・後援:グリーンピース・ジャパン、WWFジャパン、オックスファム・ジャパン、シエラクラブ
■参加費:無料
■プログラム(予定)<以下、敬称略>
報告
「JBICによる石炭火力発電支援の実態とプロジェクト開始の経緯」
田辺有輝、「環境・持続社会」研究センター(JACSES)職員
「石炭火力発電への金融支援に関する国際動向と米国におけるキャンペーン」
ジャスティン・グアイ、シエラクラブ・ワシントン事務所代表
「映像紹介:日本・JBICの石炭火力発電に地元から『NO!』の声・インドネシア・バタン石炭火力発電事業への地元農民・漁民の声」(グリーンピース・インドネシア提供)
「石炭火力発電所増設に伴う気候変動への影響」
平田仁子、気候ネットワーク理事
休憩
パネルディスカッション(質疑応答・意見交換)
進行:平田仁子、気候ネットワーク理事
■参加申し込み
参加希望の方は、下記URLフォームに記入し、送信ボタンを押してください(締め切り:2月2日12時)。
http://goo.gl/rW2Ju3
■お問い合わせ
「環境・持続社会」研究センター(JACSES)、担当:田辺
Tel: 03-3556-7325
Email: tanabe@jacses.org
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