近年、世界銀行やアジア開発銀行、国際協力銀行などの融資によって、開発途上地域での水道事業の民営化が推し進められ、こうしたプロジェクトがもたらす影響について懸念や疑問の声が多く上がっています。水の商品化・民営化のもたらす問題を明らかにし、改善していきます。
◇書籍
「世界の〈水〉が支配される!〜グローバル水企業(ウォーター・バロン)の恐るべき実態」
地球の"水”が、フランスや英国などの多国籍企業によって支配されようとしている。南アフリカやアルゼンチン、他8カ国の実例を挙げ、水道事業の民営化の恐るべき実態とその問題点を浮き彫りにした衝撃の1冊。
◇レポート「誰のための水フォーラムか? 〜密室で話し合われた水民営化の利権」
第三回世界水フォーラムにおけるプロセスの不透明性について分析したレポートです。
レポート本文(PDF) / 概念図(PDF)
◇多国間開発銀行への要望書
第三回世界水フォーラムに際し、多国間開発銀行宛に、水の民営化推進を改めるよう「水援助資金パネルに関する要望書」を送付しました。
◇レポート:水の民営化の実情
〜アジアの事例と水の民営化・商品化を推し進める力〜
このレポートでは、水の民営化・商品化に関するアジア各国の事例を紹介し、国際機関の関与について報告しています。
◇担当: 田辺有輝 |