本イベントは、当センターが協力団体として開催するワークショップです。
I. 背景・目標
1992年の「地球サミット(国連環境開発会議)」から20年を経た今年6月、同会議が開催された地、ブラジル・リオデジャネイロにおいて、「リオ+20(国連持続可能な開発会議)」が開催される。
1992年以来、新興国の急激な経済発展等もあり、世界の温室効果ガス排出量は増え続け、生物多様性の損失も引続き大きな問題となっている。一方で、世界の貧困問題は解決に至っていない。
こうした状況で、リオ+20では「持続可能な開発と貧困撲滅の文脈におけるグリーンエコノミー」が主要テーマの一つに掲げられた。リオ+20は、世界レベルで環境・貧困問題解決に資する経済システムを前進させる可能性がある。
国連事務局は、各国政府・NGO等が昨年11月1日までに提出した意見をもとに、今年1月10日、リオ+20成果文書ゼロドラフトを公表した。その後、非公式会合が1月末に開催され、各国政府等がゼロドラフトに関する意見交換を行った。
そこで、以下の目的のために、本ワークショップを開催する。
○環境・貧困問題解決のためにいかなる経済システムを構築すべきか、参加者と意見交換を行う。
○持続可能な開発と貧困撲滅の文脈におけるグリーンエコノミーに関し、リオ+20ゼロドラフトがいかに記述し、日本政府を含む各国がいかなる提案を行っているかを共有し、リオ+20での合意内容について意見交換を行う。
○リオ+20・グリーンエコノミーに関する様々なセクターの取組み・連携を支援する。
II.日時
2012年3月13日(火)18:30〜21:00
III.会場
ベルサール神保町 3階 ROOM3+4
http://www.bellesalle.co.jp/bs_jimbocho/access.html
〒101-0065
東京都千代田区西神田3-2-1住友不動産千代田ファーストビル南館2・3F
TEL:03-3222-7890
<交通アクセス>
「九段下駅」7番出口徒歩3分(東西線)
「九段下駅」5番出口徒歩4分(半蔵門線・新宿線)
「神保町駅」A2出口徒歩5分(半蔵門線・新宿線・三田線)
※駐車場はありませんので、交通機関をご利用いただきますようお願い致します。
IV.対象
「リオ+20」「環境・貧困・経済問題」等に関心を有する市民・NGO・事業者・研究者・政策担当者・メディア等
V.主催等
主催:グリーンエコノミーフォーラム
※グリーンエコノミーフォーラムとは、NGO・事業者・研究者・政策担当者等の多様なセクターの連携による、環境・社会問題解決に資す経済推進のためのフォーラムです。
協力:一般財団法人CSOネットワーク、株式会社クレアン、 特定非営利活動法人「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
助成:環境再生保全機構地球環境基金
VI. プログラム<以下、敬称略>
「プログラム説明」(18:30〜18:35)
<第一部:報告(18:35〜20:05)>
「地球サミットからの20年間とグリーンエコノミー(仮題)」
古沢広祐(國學院大學教授)
「グリーンエコノミーに関するリオ+20成果文書ゼロドラフトの記述と非公式会合−日本政府の方針と各国の動向を含めて(仮題)」
柴田泰邦(環境省地球環境局国際連携課課長補佐)
「途上国における社会的課題解決に向けた企業とNGOの連携:その可能性と課 題(仮題)」
黒田かをり(一般財団法人CSOネットワーク事務局長・理事)
◇休憩 10分◇
<第二部:意見交換(20:15〜21:00)>
○論点(案)
・貧困・環境問題解決に向けた経済のあり方
・リオ+20の合意のあり方
・日本の様々なセクターの取組みのあり方・可能性
VII. 参加費(軽食代込み)
一般1,500円、学生1,000円
VIII. お申し込み
「12年3月13日ワークショップ参加申込」と明記の上、次のJACSES(グリーンエコノミーフォーラム事務局)ウェブサイト・参加フォーム(http://www.jacses.org/form/form_event.html
)から、もしくはFAX:03(3556)7328宛てに「お名前」「ご所属(勤務先・学校など)」「返信のためのご連絡先」を明記の上、お申込み下さい。
IX. お問い合わせ・お申込み
グリーンエコノミーフォーラム
担当:足立
TEL:03-3556-7323 FAX:03-3556-7328
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